第11管区海上保安本部によりますと、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船1隻が2日午後1時40分ごろ、尖閣諸島の魚釣島の沖合で、日本の漁船1隻の動きにあわせるように日本の領海に侵入しました。
海警局の船は午後2時現在、尖閣諸島の魚釣島の南およそ16キロの領海内を航行している漁船の周辺の海域を航行しています。
海上保安本部が漁船の周囲に巡視船を配備して安全を確保するとともに、ただちに領海から出るよう警告を続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは先月24日以来で、ことしに入って24件目です。