警察によりますと27日午後0時半ごろ、岩手県滝沢市の鞍掛山で登山をしていた盛岡スコーレ高校の生徒13人と教員1人が蜂に刺されました。
高校によりますと生徒1人の意識がもうろうとしてヘリコプターで病院に運ばれたほか、ほかの生徒3人も体調不良を訴えて病院に運ばれましたが、いずれも命に別状はないということです。
27日は自然学習の一環で1年生と教員合わせておよそ120人が登山に訪れていて、複数の生徒が「突然、土の中から蜂が出てきて刺された」と話しているということです。
高校では、今月に入って2回、教員が現地で危険な場所がないか下見をしていて、齊藤眞理子校長は「生徒や保護者に対して心配をかけて申し訳ない。今後こういった事態が起きないよう安全対策を徹底していきたい」と話しています。