警察によりますと、17日午前9時半ごろ神栖市の鹿島港の波消しブロックの上に2人の男性が倒れているのを近くを通りかかった男性が見つけ、警察に通報しました。
2人は現場で駆けつけた警察官により死亡が確認されました。
鹿島港では10月12日の夜、防波堤で釣りをしていたベトナム人の男性4人が波にさらわれ、このうち2人の行方がわからなくなっていて、警察や海上保安署などが捜していました。
警察は、体型や服装などから死亡した2人は、いずれも行方がわからなくなっていたベトナム人とみて身元の確認を進めています。
男性らが釣りをしていた防波堤は立ち入りが禁止されているにもかかわらず、釣り人などが波にさらわれる事故が以前から相次いでいて、警察や海上保安署などが注意を呼びかけていました。