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海上自衛隊の護衛艦 海賊対処でイエメン沖 アデン湾に向け出発

時間: 01/02/2024ソース: 匿名現在の場所 >>文章

イエメン沖のアデン湾で海賊対処の任務にあたるのは、広島県の海上自衛隊呉基地に所属する護衛艦「さざなみ」です。

1日は、出発前に式典が開かれ、自衛艦隊司令部の川村伸一幕僚長が「さざなみが展開する海域では、不測の事態が起きる可能性は否定できないが、的確に対処し任務にあたると信じている」と述べました。

これに対し、「さざなみ」の伴昌幸艦長が出発を報告し、家族や同僚などに見送られながらアデン湾に向けて出航しました。

「さざなみ」には、隊員と海上保安官、合わせて206人が乗り込み、3月中旬ごろ、現在派遣されている護衛艦「あけぼの」と交代して、およそ4か月の任務に就く予定です。

アデン湾と海峡を通じてつながっている紅海では、イエメンの反政府勢力、フーシ派による船舶への攻撃が相次いでいて、去年11月には、アデン湾で活動していた「あけぼの」の周辺海域にも弾道ミサイルが発射されました。

海上自衛隊は「地域情勢の推移を注視しながら情報収集に努め、部隊の安全確保に万全を期す」としています。

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