再逮捕されたのは、営業コンサルティングなどを行う東京 渋谷区の会社の実質的経営者、首藤弘容疑者(43)です。
東京地検特捜部によりますと、架空の業務委託費を計上させる手口で、都内にある3つの企業に法人税、合わせておよそ1億1900万円を脱税させたとして、法人税法違反などの疑いが持たれています。
特捜部は容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
首藤容疑者は港区の機械工具販売会社に脱税を指南した疑いでも2月に逮捕されていて、3月6日に起訴されました。
関係者によりますと、みずからが実質的に経営する会社がこれら4つの企業からコールセンター営業を請け負ったように見せかけて、架空の業務委託費を計上させていたということで、特捜部は詳しい経緯について調べを進めるものとみられます。