岐阜県によりますと、25日午後5時半ごろ、揖斐川町春日美束の河原で1人で釣りをしていた岐阜県大垣市の70代の男性がクマに襲われました。
男性はクマに爪で引っかかれて顔や頭に大けがをして病院で手当てを受けたということです。
その後、クマの行方は分かっていないということで、町は付近の住民に対して行政無線で注意を呼びかけるとともに、猟友会とパトロールを行うことにしています。
岐阜県内では6月11日にも下呂市の畑で80代の女性がクマに襲われて顔などに大けがをしています。
岐阜県は、山に入る際は鈴などの音の鳴るものを携帯することや、弁当の残りなどは必ず持ち帰ること、それに、クマの活動が盛んになる早朝や夕方は特に注意するよう呼びかけています。