総務省によりますと、先月の就業者数は6766万人で、前の年の同じ月と比べて21万人増え、22か月連続で増加しました。
このうち正規雇用で働く女性は1314万人となり、いまの形で集計が始まった2013年以降で最多となりました。
一方、先月の完全失業者数は193万人と、前の年の同じ月と比べて5万人増え、2か月連続の増加となりました。
この結果、季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は2.6%で、前の月と変わらず横ばいでした。
総務省は「完全失業率は横ばいだが、就業者数は増えている。転職活動が活発化して、希望どおりの職に就いた人が一定程度いると言えるのではないか。引き続き、来月以降の動向を注視していきたい」としています。