浜畑賢吉さんは東京出身で、劇団俳優座の養成所で演劇を学んだあと1966年に劇団四季に入団し、舞台「カラマゾフの兄弟」で俳優としてデビューしました。
1968年に出演したテレビドラマ「進め!青春」の新人教師役で人気俳優となり、1970年のNHKの時代劇「男は度胸~徳川太平記より~」で主役の徳川吉宗を演じたほか、大河ドラマなどにも数多く出演しました。
舞台俳優としても活躍し、ブロードウェイの若者たちの姿を描いた「コーラスライン」では1979年に初めて出演して以来、主人公を800回以上にわたって演じました。
また、ミュージカルやオペラの演出も手がけ、2004年からは大阪芸術大学の教授を務めて若手の指導にもあたりました。
所属事務所によりますと、浜畑さんは、前立腺がんのため療養していましたが、今月2日に亡くなったということです。
81歳でした。