宮崎市によりますと、24日午後4時すぎ、フェニックス自然動物園にある流れるプールのプールサイドで、3歳の幼児がいなくなっているのに、一緒に来ていた父親が気付きました。
幼児はプールに入る階段そばの水の中で見つかり、救助された時には意識がありませんでしたが、父親が心肺蘇生をしたところ意識を取り戻し、けがはありませんでした。
当時は定期的な安全点検が終わった直後で、階段付近はプールに入ろうとする人で混雑していたということです。
園を所有する宮崎市は、これまで監視員がついていなかった階段にも新たに配置するなど、安全対策を強化しました。
宮崎市公園緑地課の矢野良昌課長は「安全に楽しい思い出を作れるよう、安全対策を徹底したい」と話していました。