14日午後0時40分ごろ、富士山の須走口8合目付近の登山道で男性が倒れているのをほかの登山者が見つけて、近くの山小屋から消防に通報しました。
警察によりますと、男性は意識不明の状態で近くにある救護所の医師が駆けつけましたが、その後、死亡が確認されました。
男性は60代で、1人で登山をしていたとみられるということで、警察は事故の状況を調べるとともに身元の確認を進めています。
富士山の静岡県側で、7月10日に山開きをしてから亡くなった登山者は4人目で、去年の夏山シーズン全体で亡くなった2人の倍となっています。
前線の影響でこのところ富士山の天候は変わりやすくなっていて、警察は無理な登山は控えるよう注意を呼びかけています。