逮捕されたのは、愛知県内に住む18歳の男子高校生です。
捜査関係者によりますと、ことし2月、自宅で高い殺傷能力を持つ爆発物「過酸化アセトン」が含まれる粉末などを所持していたとして、爆発物取締罰則違反の疑いが持たれています。
警察は、販売業者に対し、テロ事件に使われるおそれのある爆発物の原料となる薬品について、本人確認や購入目的の確認の徹底を指示していて、その中で高校生が薬品を購入しているという情報が寄せられたということです。
捜査関係者によりますと、この爆発物の原料は、2015年にフランス パリで発生した同時多発テロなど、海外のテロ事件でも使われたとされています。
警察は、高校生が爆発物を製造しようとしていたとみて詳しいいきさつを調べています。