18日午前11時半すぎ、北見市常呂町栄浦のオホーツク海で、「海上で作業中の船から3人が転落した」と陸上で作業を見ていた関係者から消防に通報がありました。
警察によりますと、測量作業をしていた船が転覆して、乗っていた測量会社の社員2人と船長の合わせて3人が海に投げ出されたということです。
このうち社員1人は自力で海岸まで泳ぎ着き、ほかの2人はおよそ30分後に近くにいた船に救助されて病院に搬送されました。
海上保安署によりますと、船で救助された船長の笹原昭さん(43)は病院で死亡が確認され、測量会社の28歳の男性社員は意識不明の状態だということです。
当時、海は穏やかで3人ともライフジャケットを着用していたということで、海上保安署は関係者から事情を聴くなどして詳しい状況を調べています。