保釈されたのは、前法務副大臣で衆議院議員の柿沢未途被告(52)で、18日午後5時すぎに東京拘置所の建物を出ました。
柿沢議員は、去年4月の江東区長選挙をめぐり、秘書に指示するなどして区議会議員など10人に選挙運動の報酬として、合わせておよそ280万円を提供したり、提供を申し込んだりしたほか、インターネットに木村弥生前区長への投票を呼びかける有料広告を掲載させたとして、17日に公職選挙法違反の買収などの罪で起訴されました。
柿沢議員は、起訴された内容を認めていて、弁護士の保釈請求を受けて、18日に東京地方裁判所が保釈を認める決定をしていました。
柿沢議員は600万円の保釈金を納付し、検察が準抗告しなかったことから保釈され、午後5時すぎに、歩いて迎えの車に乗って東京拘置所を出ました。