名神高速道路では先月24日、大雪の影響で、岐阜県の関ヶ原インターチェンジ付近で立往生が発生し、通行止めの全面解除までおよそ34時間かかりました。
このため、中日本高速道路は、2日、再発防止に向けた緊急の対応策をまとめました。
大雪が予想される場合、立往生が起きるのを防ぐため、高速道路上に設置されたカメラの映像を通じて、路面や車両の走行状況をチェックする「監視員」を配置するとしています。
また、立往生が発生してしまったら、ドライバーに食料や燃料を迅速に届けるため、立往生が起こる可能性がある区間の近くのサービスエリアやインターチェンジなどに担当者を待機させる計画です。
一方、予防的通行止めの基準の見直しについては、有識者の意見を踏まえて今後検討したいとしています。
中日本高速道路は「同様の事象を二度と発生させないよう、人命を最優先とした緊急のオペレーションを確立し、安全・安心を確保します」とコメントしています。