再逮捕されたのは住所不定・無職の、内田明日香容疑者(30)です。
警察の調べによりますと去年9月、名古屋市中区新栄のマンションで、この部屋に住む古物商の阿部光一さん(42)の首を絞めて殺害し、阿部さんの部屋や店から貴金属などおよそ1300点、合わせておよそ7400万円分と現金およそ80万円を奪ったとして強盗殺人の疑いが持たれています。
遺体は、去年11月、ドアに粘着テープで目張りされた阿部さんの部屋のクローゼットから見つかっていて、店の元従業員の内田容疑者が死体遺棄の疑いで逮捕され、そのあと、起訴されていました。
警察によりますと、奪った貴金属などを換金した7400万円のうち、およそ5000万円を通っていたホストクラブの売掛金の支払いなどにあてていたとみられるということです。
この事件では、名古屋市中区の元ホスト、小山直己被告(23)も遺体の遺棄に関わったとして逮捕・起訴され、今月始まった裁判で無罪を主張しています。
警察は、事件のいきさつをさらに調べています。
調べに対し、内田容疑者は、容疑を否認しているということです。